部署 | 施工グループ |
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職種 | 施工管理・工事 |
学歴 | 専門学校卒 |
入社年月 | 2006年4月 |
仕事内容
・新築・既設物件の現場管理、検査、取扱説明等
・消防署・客先への各所書類作成、提出等
一日の仕事の流れ
【午前】
各現場に必要な工程表・工事計画の作成、消防用着工届・設置届等の作成
【午後】
各現場の進捗状況確認、試験調整立ち合い、消防検査等
楽しいこと、やりがいになること
新築物件では、規模の大・小関係なく完工した時の達成感がとても大きく、やりがいがあります。
また、一つとして同じ現場は無いので、さまざまな幅広い知識を積み重ねていけるのが楽しいですし、経験を重ねることが地域防災への貢献にもつながり、成長を実感できます。
キツイこと、覚悟してほしいこと
突発的に工期が短い工事が入ったときや、各機器の誤動作等が起こった場合は、休日でも修理に向かう必要があります。
とはいえ、「急に何かが起きる」ことに対して備える仕事をしているので、慌てることなく「こんなこともあるよね」と冷静に対処できてしまうのは職業病でしょうか(笑)
入社のきっかけ・入社の決め手
学生の頃から電気に関わる仕事に興味があり、中でも弱電設備を扱う仕事に関心を持ち、電力会社や電気工事会社などいろいろ調べてみました。
自動火災報知設備の保守・点検など、防災にも貢献でき幅広い知識が身につくのも魅力に感じました。
入社前の業界経験・キャリア、学生時代の専攻や学んだこと
学生時代は電気工学を専攻しており、消防設備士甲種4類も在学中に取得しました。
業界経験はありませんでしたが、それまでに身につけた知識や資格が十分に活かせそうだと思いました。
入社後の仕事内容の移り変わり(キャリア)
入社後は先輩についてさまざまな現場を回り、会社全体の業務内容や、仕事の進め方などの基本を学びました。
いまは新築・既設における自動火災報知設備の工事・改修・修繕や、弱電設備の工事・改修・修繕などを手がけています。
自慢したい成功談・今だから語れる失敗談
基本は「現場の人」なのでセールストークはそんなに得意ではないのですが、あるとき何気なくお客様にリニューアルを勧めたところ話がとんとんと進んで営業につながり、受注・竣工まで持っていったことがあります。
失敗談としては、現場での確認作業に抜けがあり、多くの施工担当者に助けられながら、なんとか現場を完工させたことがあります。おかげで現在は確認には人一倍こだわっています(笑)
取得した資格と取得した理由・取得後に変わったこと
業務で必要になったので、第一種電気工事士を取得しました。
自動火災報知設備や弱電設備だけの知識ではなく、電気に関して広く深く知識を学べたので、仕事にも大いに役立っています。
お客様や後輩からの質問や相談にも、自信を持って対応できるようになりました。
目標
■1~2年後
消防設備士甲種4類以外の消防設備士の資格取得
■5年後
自分がかつて手がけた設備が定期更新の対象に入るため、対応や促進など積極的にニーズを掘り進めたい
■10年後~
次世代の若手育成や、市場を把握したビジネス戦略の考察・遂行
会社や職場の雰囲気
施工グループは事務所よりも「現場が職場」という感覚の社員がほとんどです。
現場ではスムーズで安全な施工のためにチームワークが欠かせません。チーム一丸となって作業を進めていくことが多く、何かあれば質問・相談したり、指示を出すなど風通しの良さが大切になります。
分からないことをそのままにすると事故につながる可能性もあるため、「確認しあう」「すぐ相談する」といった雰囲気が自然と生まれ、上下関係にしばられず、話やすい職場だと思います。
入社前の印象、入社後に感じたこと
入社前は「自動火災報知機を点検する会社なんだなぁ」といった程度の知識しかありませんでしたが、入社してから施工グループに配属になり、新築物件・既設リニューアル・既設改修等の現場を経験していくことで、幅広い事業を手がけていることを知りました。
それと同時に、生命と財産を守る自動火災報知設備を扱うという部分で、とても責任・やりがいのある仕事だとも感じました。
新人にどんな風に接するか、どんなことからやってもらうか
新卒入社だと年齢がかなり離れていることもあるので、相手が話しやすい雰囲気作りを心がけています。
仕事はいきなり現場!というより、現場で使用する資料の製本作業やラベル作成などを通して「どんな現場を手がけるのか」というアウトラインを知ってもらい、それからCADでの図面修正、現場での検査サポートなど徐々に仕事や現場の雰囲気に慣れながら、さまざまな角度から覚えてもらえるようにしています。
これから入社される方へ伝えたいこと、メッセージ
建設業や電気の仕事は、従来のイメージが先行して敬遠されがちではありますが、現在は働き方改革や効率化が進んでおり、無理のある作業や厳しい環境の現場はほとんどなくなっています。
また、現場でも男女関係なく活躍しており、電気の知識を活かしたい人や物づくりに携わりたいと思っている方なら、やりがいを持って働けると思います!
叶えたい夢・やってみたいこと(公私)
近いところでは、消防設備士甲種4類以外の消防設備士の資格取得(特に乙6類)で仕事の幅を広げていきたいです。
ゆくゆくは「大型物件」と言われる大きな物件を竣工させていきたいです。(総合操作盤の現場)